不動産は人が一生の間に買うもののなかで最も高い買物であるといわれています。
不動産の売買では、いろいろな手続きや、法律、税務などの専門的な知識を必要としますので、「難しくて面倒だな」と思うこともあるのではないでしょうか。

ここでは、これから不動産を売ったり、買ったりしようとされている方のために、不動産に関する基礎知識をポイントで分かりやすくまとめました。ぜひお役立てください。

1 売出し価格について

1. 同じ不動産は存在しない特徴
他の商品と比べた不動産の大きな特徴には、一つとして同じものが存在しません。
例えば、同じ棟のマンションでも階数・間取り・面積・部屋の方位・管理状況などによって価格は変わります。
不動産価格を判断する場合には、立地条件や物件自体の特徴を踏まえて、売り出し価格を検討します。

2. 取引時点が変わると価格が変わる
不動産市場にも、全体的な相場の動きがあります。たとえ同じ不動産であっても、取引する時期が変われば、価格も大きく変わる場合があります。したがって、不動産価格を判断する場合には、市場全体の動向も踏まえて、取引時期に応じて検討する必要があります。

〜以上を踏まえた、売却前の準備〜
不動産価格は個別の「取引」ごとに決まる特徴がありますので、その価格を客観的なデータのみで検証することはできません。
ですので、できるだけ多くの情報(専門家からのアドバイスも含む)を収集して、価格に関する自分なりの検討もしっかりと行っておきましょう。

物件価格の査定を依頼します。
ここから、弊社との付き合いが始まります。
売却するお住まいの価格を、まずはプロの目で査定いたします。

2 売却スケジュールについて

売出価格や条件が決まったら、不動産を売り出しを開始します。
その方法としては、「指定流通機構に登録する」「広告媒体に掲載する」「オープンハウスを実施する」などを行います。
買主が不動産状況を確認後、価格交渉および契約スケジュールの調整へと進んでいきます。

3 諸経費について

売出価格や条件が決まったら、不動産を売り出しを開始します。
その方法としては、「指定流通機構に登録する」「広告媒体に掲載する」「オープンハウスを実施する」などを行います。
買主が不動産状況を確認後、価格交渉および契約スケジュールの調整へと進んでいきます。

4 売却物件の対象について

売買契約の締結後、売主は引渡しまでの間に日用品などを運び出し、建物は空き家の状態で買主に引き渡します。
トラブル防止のために、他方で、エアコン、照明器具、庭に設置した物置や植木などがある場合はどこまでを売却対象物に含むのか、売主買主間で認識を明確にしておくことが大切です。
また、建物に破損や修繕を要する部分がある場合は、売主側で補修して引き渡すのか、現状引き渡しか決めておくことが大切です。

5 土地の境界について

不動産売買のトラブルの多くに境界に関するものがあります。
いざ売却するとなると隣地との境界は塀の内側か外側なのか、また中心なのかなど記憶がはっきりしないなどがあります。
境界がはっきりしない土地などは、事前に隣地の所有者と境界を確認し、専門家に依頼して地積測量図を作っておくなど準備をしておくと良いでしょう。

買う前に検討すること

1 予算を決める

不動産の購入前に、どのくらいの予算で物件を探すことができるのか検討しておきましょう。
予算に応じて最善の物件をご紹介致します。

2 地域・種別について

どのエリアを希望するのかも、ある程度決めておきましょう。 購入活動の中で、希望のエリアと予算では、満足いく物件を見つけることができない場合は、希望エリアを拡大するなど、活動の過程でアドバイスさせて頂く場合もございます。 また、戸建住宅かマンションかなども、あらかじめ検討しておきましょう。

3 広さ・間取りについて

広さや間取りについても、あらかじめ決めておきましょう。方位や階高(マンションの場合)なども、こだわりがある場合は条件を決めておきます。建物の広さ、築年数、方位、マンションの場合は階数、交通の便など、さまざまな要因のなかで優先順位を整理すると探しやすくなります。